Azuのポートフォリオ

ここでは、私がこれまでに作った作品の一部をご紹介します。

結婚式で新郎に贈った曲

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 自分の結婚式で、サプライズで夫に向けて歌った曲です。普段はなかなか恥ずかしくて伝えられない気持ちも含め、日常の幸せをくれる夫に感謝の気持ちを歌詞にして贈りました。この先も、 喧嘩をした時や初心を忘れそうになった時、この曲を聴いたり、歌ったりしながら妻にしてくれた夫への感謝を忘れないでいられたら…なんて思っています(笑)

「いつまでもそばに」【歌詞一部抜粋】

ドラマのような出会いだった 
安心感に包まれて
初対面であることを忘れてた
先に惚れたのは たぶん私
一日一通のメールを 
ドキドキしながら待ってたの
勇気出し 
あなたの妹に打ち明けた日のことは
今も忘れない

2人の思いを確かめ合った日 
家族のみんなが祝福してくれた日
忘れられない大切な日々 
これからも そんな日々を重ねていこう

あなたがくれる日々の優しさに
負けないくらいの愛を返していくから
ずっとずっと手を握り締めてて
しわだらけの2人になるまで
あなたがくれた沢山の言葉に
支えられ 今の私がいるから
その恩を忘れずに あなたを支えたい
いつまでもそばにいさせて
 

教員時代に生徒と作った合唱曲

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 中学校で教員をしていた頃に、記念式典に向けて全校合唱用の曲として作ったものです。歌詞は全校生徒が考えてくれた言葉を元に、国語科の先生にもご協力いただきながら、プロジェクト
チームの生徒たちがまとめ上げました。学校に許可をいただき、記念式典本番の生徒たちの合唱でご紹介させていただいています。録音環境があまり良くないため、多少音声の良くない所もございますが、自分たちで作り上げた合唱曲を心を込めて力強く歌った生徒たちの歌声をどうぞお聞きください。

「明日(みらい)へ~僕らの軌跡」
         【歌詞一部抜粋】

どこまでも続く道に
いま忘れぬ想いを描くなら
幾多の歴史を重ね
今から動く 未来へと向けて

青空に かかる虹のように
この大地の 花のように
溢れている 笑顔が
まさにここに咲き誇る

絆よ 今一つになる
悲しみ 嘆いた時もあったけれど
心は伝う 水面に波の広がるように

勤務した学校で出逢った生徒に贈った歌

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 縁があって、特別支援学校で半年間働かせて頂いた際、最終日にお別れと感謝の気持ちを伝えようと贈った歌です。限られた時間の中で、私に出来たことはほんの少しでしたが、生徒さん達と関わりながら、私自身が沢山考えさせられた時間は、本当に貴重で宝物のような日々でした。いつも隣でそっと話し掛けていた日々を再現するように、イントロは敢えて入れずに語り掛けるように歌い出しました。音楽を歌ったり、聞くことが好きだった生徒さん達にとって、好きな曲の一つになってくれたらなぁとひそかに思う私です。

「みんなに出逢えた奇跡」【歌詞一部抜粋】

君と初めて出会った日
君に初めて話しかけた日
君が笑うのを初めて見た日
君が泣くのを初めて見た日

全ての日々が
君との記念日

どんな風に仲良くなろう
今どんな気持ちでいるんだろう
どんなことが苦しいんだろう
私に何ができるんだろう

ずっと続いていた
模索の日々の中で

少しずつ増えていった笑顔
私もいつの間にか
声出して笑ってた

君と初めて歌った日
君の乙女心を見た日
君と共に本を読んだ日々
君と一緒に走った日々

全ての日々が
僕の宝物

私が好きな詩人の詩を歌詞にした歌

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 小学校時代に、国語の授業で初めて金子みすゞさんの詩と出会いました。小学生だった私にも、わかりやすい言葉で心に温かいものが流れるのを感じたことを思い出します。他の詩も読んで
みたいと思い、当時買ってもらった「金子みすゞ童謡集《わたしと小鳥とすずと》」は今でも時々めくっては、その優しい言葉に癒されながら大切なことに気付かされます。本作品は、この童謡集の中から「星とたんぽぽ」にメロディーをつけたものです。“見えぬけれどもあるんだよ、見えぬ ものでもあるんだよ”―この言葉が示す意味を私なりに想像しながら、この詩の世界観を音楽で表現してみました。                                  

*この作品は、金子みすゞ著作保存会に許可をいただいて、掲載しております。

「星とたんぽぽ」【歌詞一部抜粋】
                
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
  見えぬけれどもあるんだよ、
  見えぬけれどもあるんだよ。

(金子みすゞ童謡集
「わたしと小鳥とすずと」より)

ヴォカリーズを入れた楽曲

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 言葉にならない思い、歌詞にできない気持ちをヴォカリーズ(歌詞を伴わない歌声)を用いて作った作品です。この曲は、3.11の震災で行方不明になったまま、未だに再会できずにいる友人を想って作りました。彼女のことを想う時、自然と涙が溢れてしまい、切ない思いにもなりますが、一番伝えたかった思いは、「あなたのことをずっと忘れない。そして私は、あなたの生き方に負けないくらい、今を一生懸命生きていくからね」という気持ちだったかもしれません。遠くにいる友人へこの歌が届くように、ヴォカリーズの出だしはオクターブで音を跳躍して歌い出しました。  

父の退職祝いに作った歌


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 父の退職祝いに、家族みんなから記念になるものをプレゼントしようという思いで作った歌です。家族全員のそれぞれの思いを歌詞に取り入れ、みんなで歌い繋げるビデオリレーにして父にプレゼントしました。(*公開中の動画はフリー素材のAC写真を使用)退職の日に至るまで、長い道のりを一歩一歩歩んできた父への尊敬の思いを、重みのある音でイントロに入れつつ、冗談好きで常に笑いが絶えない我が家の明るく温かい雰囲気をメロディーに込めて作りました。曲調はバラードですが、歌詞の内容はクスッと笑える、そんな作品に仕上げています。

「質実剛健な父へ贈る歌」【歌詞一部抜粋】

 作詞原案:My family  作詞:Azu

 家族想いのお父さん
   ポジティブで
 落ち込む姿は見せず
 釣りにゴルフに麻雀と
 趣味が多いお父さん         

 仕事は趣味の如く
 気づけばお客さんも遊び仲間
 上司にも強気な態度で
 お陰で転勤も免れた    

 遊びにも仕事にも全力の姿勢に
 人は魅せられ
 社長にまで登り詰めてしまう
 あなたには
 誰も敵わない  

 退職を迎えた今日まで
 本当にありがとう
 家族のために
 愚痴一つこぼさずに
 ずっと働いてくれた
 これまでもらった幸せを
 今度は私たちが返していくから

お客様と作った楽曲① ~おばあ様からひ孫様へ

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 ひ孫様の誕生をお喜びになられた時の想いを歌詞にされたお客様から、出産祝いとしてご依頼を受けて曲を作らせていただきました。生命の誕生という感動に、温かな時間が流れている様子を 想像して前奏から前半部分のメロディーラインを考えました。ご両親が考えられたという名前の 由来にまつわる歌詞の部分では、歌詞にある「おおらかな北海の大地」というイメージを大事に しつつ、その先成長していくひ孫様の未来に思いを馳せるおばあ様の希望を込め、音楽に広がりをもたせています。所々に短調(暗め)の和音が入っていますのは、里帰り出産を終えて旅立つお孫さん家族との別れに、切なさを感じられているであろうおばあ様のお気持ちを表現したかったからです。いつまでも、この曲がご家族の皆様にとって宝物となって下さることを願っています。

「いとしきみどり児よ」【歌詞一部抜粋】

「生まれた」の一言に 溢れ出した涙
 母子共に健やか 
 安堵と喜びで胸がキュンと
 
 初めての対面に 
 無心に眠る姿 只愛おしく
 この世に産声上げ 
 ありがとう ありがとう
 このおおらかな北海の大地に
 北斗七星の星の如く 
 漆黒の夜空に輝けと
 父母の愛と望みを名前に込めた

★メリーゴーランドのメロディーに
 耳を澄ますように
 つぶらな瞳をぱっちり開け
 ふっくらしたもみじの手開き
 ウンウンと話ししたりし
 にっこり微笑む顔
 まさに至福のひとときよ
 健やかに育て

お客様と作った楽曲② ~ご新郎様・ご新婦様からゲストの皆様へ

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 結婚式に参列された全ての方々に、「歌」で感謝の気持ちを伝えたいというご新郎・ご新婦様
からのご依頼で曲を作らせていただきました。1番はご新婦様が、2番はご新郎様がそれぞれ歌詞を作られ、最後のサビではお二人の気持ちを合わせた歌詞をご提案させていただき、締めくくらせていただきました。それぞれが考えられた歌詞は内容こそ違いますが、共通していたのは、自分たちが色々な苦難も乗り越えて結婚式という晴れの日を迎えられたのは、家族や周りの人たちの支えがあったからという感謝の気持ちが滲み出ていたことです。お二人のお人柄から穏やかな曲調で、
また“ゲストの方全員に感謝の気持ちを伝えたい”という大きなテーマを表せるように、ご新婦様の音域が高音であることも生かしつつ音域を幅広く使ってのメロディーに仕上げました。

「ありがとうが言いたくて…」【歌詞一部抜粋】

 気持ちが重たくて 下を向いてた日々
 そんな自分に負けたくなくて 
 踏ん張っていた

 気がつけば 私の涙も辛さも痛みも 
 家族のみんなが 半分以上持ってくれていた
 「ありがとう」 …今更だけど
 
 友達は忙しいのに マメに連絡してくれたり
 遠くにいても 会いに来てくれたり
 いつも気遣ってくれた
 
 色々な人と話をしたり 
 沢山の人と出逢って考えた時間
 沢山の気づきと学びから 
 ほんの少し大人になったのかな
 
 「絶対幸せになれるよ」と 
 沢山の人たちが言ってくれた
 その言葉通りに 大切な人に出逢えました
 沢山の人たちが 祈ってくれたから
 こうして 大好きな人と結ばれたこと
 心から感謝してます

お客様と作った楽曲③ ~教員のお客様から生徒さんへ

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 卒業式を間近に控えた生徒さんへの思いを、最後の授業となる卒業式当日に「歌」という
プレゼントを考えられたお客様のご依頼で作らせていただきました。刻々と迫る別れの時と、
中学校卒業という人生の節目をイメージして、前半部分の伴奏は少し重みのある音で一定のリズムをもたせ、ゆっくりと刻んでいます。伴奏の音数が少ないことで、より先生の言葉(歌詞)が
浮かび上がると同時に、その言葉の深さが感じられる仕上がりとなりました。後半部分では、言葉にならない先生の様々な思いを「ラララ」で歌い上げることで、生徒の皆さんがそれぞれにその
思いを想像してくれることを期待しました。そんな沢山の愛情を注がれた生徒さんを羨ましく思いながら、素敵な楽曲作成にご協力ができ、私も幸せでした。

「大切なあなたたちへ~卒業讃歌」
                       【歌詞一部抜粋】

 涙あり 楽しみありの学び舎に 三年みとせ
 今ここに君と僕 あなたと私
 それぞれの胸に 夢抱き
 大空に向かい 羽ばたこう

 清く正しく 思いやり
 優しい心もて
 さぁ友よ 一度の命
 大地に 足を前に 歩み
 道ばたに 花を咲かせよう

お客様と作った楽曲④ ~クラリネットとピアノのための曲

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 クラリネット奏者であり、大学時代の友人でもあるなべまりさんこと 渡部真梨子さんより、クラリネットとピアノのための楽曲提供のご依頼をいただき、作った作品です。
 彼女の父であり、私にとっては大学時代の声楽の恩師である教授を曲のテーマに考え、2人それぞれの視点で出し合ったイメージやエピソードを元に曲の構成を考えました。
 歌詞はありませんが、娘から父への思い、弟子から恩師への思いを音楽に託した作品となっております。
 曲の後半に出てくる、プッチーニの「私のお父さん」のメロディーは、彼女のリクエストにより、アレンジして曲の中に挿入致しました。 彼女がオペラを聴きながら育った環境で抱いた父親への想いと、 オペラの熱い指導を受けてきた私の恩師への想いが、交差しながら奏でられればという思いを込めて取り入れました。
 クラリネットの柔らかな音色と共に、心にしみる音楽をお楽しみいただければと思います。