台風19号から、今日で1週間が経ちました。
日本のあちこちで、今も大変な事態に見舞われている方々が大勢いらっしゃる状況を
ニュースで目の当たりにする度、他人事とは思えず、胸が苦しくなります。
でも、こんな非常事態に陥った時、いつも思うのは、
“苦しい時にこそ人の温かさに気づく”ということです。
私自身、今回の台風の時にも、地元の札幌にいる友人から心配するメールを
沢山頂き、同じ関東圏にいる友人らとも安否を確認し合いました。
中学時代の塾の恩師は、私の携帯番号がわからなかったからと
実家に電話が繋がるまで、心配して何度も掛け続けてくださいました。
毎日連絡を取り合っていなくても、
しばらく会っていなくても、
心細くて目の前が真っ暗になりそうな時に手を差し伸べてくれる存在は、
昼間に見えぬ星のようだと感じます。
いつもは見えていなくても、見守っていてくれる存在がいることは
本当に有難いことです。
昨日のニュースで、被災して学校が休校になった地域の高校生たちが、
自主的に周りに声を掛け、高齢で復旧作業が進んでいない方々の家に
ボランティアに行っていることを知りました。
涙が出ました。
自分たちだって被災して大変だろうに、
周りの困っている人たちに目を向けられる姿に
胸が打たれました。
私にできることは何だろう…。
直接は届かないかもしれないけれど、辛い思いをされている方々の暮らしが
1日も早く復旧されるように祈りを込めて、
そして温かい気持ちにさせてくださった方々に感謝の気持ちを込めて
ピアノを弾いてみようかな。
どうかこの祈りが届いて、
少しでも沢山の笑顔が戻りますように。
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