皆さん、こんにちは♪
猛暑が続く夏がやってきました💦
もうすぐお盆がやってきて、その後には
お彼岸ですね。
大切な方を亡くした方にとって、この期間は
故人をいつも以上に想い、近くに感じる日でしょうか。
人によっては、まだ癒えない悲しみや寂しさを
抱えながら、懸命に生きていらっしゃる方も
いることでしょう。
私自身、友人との突然の別れに
何年も悲しみが癒えなかったり、
大好きだった人がこの世からいなくなる
寂しさを体験する度に、
自分の心を癒すように、
そして旅立った相手に感謝の思いが届くようにと
これまで何曲もの音楽を作ってきました。
今回は、その一部の曲をご紹介しながら、
曲を作る過程で起こった私自身の変化
についてもお伝えします。
♦愛する方を亡くされて、癒えない悲しみを抱えている方
♦生き甲斐をなくし、何か打ち込めるものを探している方
♦仏様を大切に守っている方
私と一緒に、故人を偲ぶ《感謝ソング》を作ってみませんか?
言葉にならない想いと悲しみから解放されたい…
このタイトルのような体験を
私がしたのは、12年前のこと。
3.11で、当時高校教師として岩手県で
働いていた友人が津波に巻き込まれて連絡が
取れなくなって以降、
未だに行方不明者リストの中に友人の名前があります。
いつも地震が起こると、その土地に住む知人の
ことを気にして連絡をしたりもするけれど、大抵は
「全然大丈夫だよ~」と返ってくる―
それが当たり前のように感じていたけれど、
返事が来ることがどれほど尊いことなのかを
この時に知りました。
いつまで経っても、連絡がこない理由が
津波に巻き込まれた可能性が高いからだと知って以来、
毎日ニュースで新たな情報がないかを
必死に見て友人を探していました。
ふと緊張がゆるむと、涙が止まらなくなり、
不安と祈る思いでいっぱいだったあの頃の記憶は
今でも鮮明に蘇ります。
ただ生きていてくれたらと
無事に見つかることを祈っていた日々、
そして、時間が経過するにつれて
なんとも言葉にならない想いが胸の中にずっとあって
涙を流すことでしか、自分の気持ちを表せない時間が
何年も続きました。
でも、当時彼女と同じ教員をしていた私は、
数年経った頃に、ただ悲しみに暮れているのではなく、
そういう体験や歴史を生徒たちに伝えられるように
なりたいと思うようになり、
友人のお母さんと何度かやり取りをさせて
いただきながら、道徳の時間に3.11のことを
生徒に少しずつ話せるようになりました。
そして、震災から9年が経った時に
この曲を作り、友人のご両親にお送りさせて頂きました。
まだまだ言葉にならない想いは、歌詞にはできなかったので、
ピアノ曲を中心に、ヴォカリーズ(母音唱法)で
声を乗せたものです。
この曲を作り、大きく何かが変わったとか
そんな魔法が起きたわけではありません。
ただ、この曲のメロディーが降りて来た時に
思ったことは
・私が彼女のことを忘れることはこの先もないということ
・特に彼女のことを強く思う3.11の前後の頃には、彼女と
繋がっているのではないかと感じること
ということでした。そんなことに気づけただけで
少し安心したような、そんな感覚がありました。
もし、私と同じように、
もしかしたらそれ以上に、悲しみや寂しさで
言葉にならない感情に溢れているとしたら・・・
その気持ちを私に吐き出しながら、
メロディーを紡いでみませんか?
あなたの心が癒される音
あなたの心が言葉にできなかった音を
一緒に探しながら、故人への供養と
あなたの心を優しく包み込む音楽を
作らせていただけたらと思います。
突然の別れと向き合うために
事故など、急な出来事で大切な人との
別れを突き付けられることもあります。
余命などを聞かされて
心の準備をしていたとしても、
その時が来たら受け入れられない
悲しみに襲われるのに
事故など、少し前まで元気でいた人が
明日も当たり前に会えると思っていた人が
もう会えない…なんて現実が突然訪れると、
誰でもその現実を受け入れるまでに
時間が掛かるものです。
数年前に、家族ぐるみでお付き合いのある
家族のお父さんが事故で亡くなるという
ショックな出来事がありました。
最初は、ただ驚きとショックで涙が
止まらなかったけれど、
その直後に私の心に芽生えたのは、
今こそ家族ぐるみの絆を発揮する時!
どうやって支える?
どんなサポートができる??
どうしたら、あの明るい家族に
笑顔が戻ってくる???
という思いでした。
亡くなったおじさんが、あちらの世界でも
明るく楽しく過ごせるように、
そして、友達家族が少しずつでも
前を向いて歩み出せるように
そんなイメージから作った曲がこちらです。
初七日に合わせて、この曲をご家族に
お送りした所、何度も聴いてくださったようで
私が手を合わせに行った頃には
皆さんが明るく口ずさんでくださっていたほど。
「いい曲だよねぇ。いつもこの曲流しながら
お父さんと話してるんだ」
そんな風に、おじさんと繋がる時間の
テーマソングにしてくださっていたのでした。
もちろん、人によっては
音楽を聴くと余計悲しくなるから
聴きたくないという方もいるかもしれません。
その方のタイミングもあると思います。
「音楽を聴いてみようかな。
でも、思い出の曲を聴くのはまだ辛いかな…」
そんな時にでも、このサービスを
思い出していただけたら、喜んで一緒に曲を作ります。
あなたの大切な方との思い出
エピソード
届けたい想い
それらを伺いながら、それらをピアノ曲に込めて
一緒に作っていく作業が、これからを生き抜く
あなたの生き甲斐の一つになっていただけたら
何より嬉しいです。
「布施」の精神
最近読んだ本の中で、「布施」について
書かれた内容にとても共感し、
私のギフトソングサービスとの共通項を
感じたのでご紹介させていただきます。
仏教の世界では、私たちが住む煩悩の
世界を「此岸(しがん)」、
煩悩から覚めた悟りの世界を
「彼岸(ひがん)」と呼ぶそうですが、
この彼岸にたどり着く方法の一つが
「布施」なのだとか。
布施は、お寺や神社に限らず、人に何かを
差し上げることを指すようなのですが、
これは
*差し上げる人
*受け取る人
*そこに介在する物
全てが清らかでなければ成立しないというのです。
つまり、相手の幸福を願って贈り、
感謝の心をもって受け取られ、
その贈られた物が真心のこもった物である時、
「布施」が成立するのです。
この考え方を知った時、まさに私が目指す
贈り物のカタチだったので、嬉しくなったのです。
実際に、これまでギフトソングをご利用くださった
お客様の声を聞くと、お相手の方から
大変喜ばれたと必ずお喜びの声をいただきます。
あぁ、私はお客様と一緒に「布施」のお手伝いを
していたのだなと思うと、なんだかこの仕事に
益々誇りをもてるようになりました(#^^#)
あなたも一緒に作ってみませんか?
故人を想い、歌を作り、届ける行為が
あちら側の世界にいつか旅立つ時に、
彼岸に近づく大きな1歩になるかもしれません。
記事を作成する際に参考にした書籍は『人生は喜びに満ちている』です。
(参考:潮田 圭子「人生は喜びに満ちている」,たま出版,2006年5月,180ページ)
コース案内とお申込み
故人の方に贈る『感謝の曲』は、通常の
お申込みフォームでご注文いただき、
備考欄に『故人に向けた曲づくり希望』の旨
ご記入いただければと思います。
コースは、お客様のご希望のもので
制作させていただきますが、
一番のおすすめは『ピアノプラン』に
オプションでヴォカリーズをつけるコースです。
深い悲しみにある時、その感情が
当てはまる歌詞を生み出すのは
難しいものです。
少しずつ、ご自身の感情や心と向き合い
ながら、そのお気持ちを溶かすように
お話しいただき、
その言葉を元にこちらで
ピアノのメロディーとして紡ぎだす作業が
お客様の心を癒し、故人を供養することに
繋がればと考えています。
オプションのヴォカリーズは、母音発声で
声を載せる作業ですが、歌詞にならない想いを
私の声かお客様ご自身の声で載せることで
曲に魂を入れられると思います。
他には、故人へお手紙を書いていただき、
そこから歌詞に書き起こして歌にする
『ベーシックプラン』などで作成することも
可能です◎
心に負担のかからないカタチで、前向きに
始められるコースをご選択ください。
迷われている方は、ご相談いただけましたら、
まずは無料相談でお話しさせていただきます。
あなたの心が安らげることを心から祈っています。
必要な時に、いつでもご連絡ください。
ご注文はこちらです↓
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^^*)
コースについてご相談がある方は
こちらからお問い合わせください。