私がどんな時に曲のプレゼントをしてきたのかをご紹介したいと思います。
プロフィールでもご紹介していますが、
私の記憶にある自分で作った曲を人に初めてプレゼントしたのは、
小学校低学年の時の担任の先生に、学級が変わる最後の日にお渡ししたものです。
初めての学校生活。
一緒に通学している近所の友達と誰とも同じクラスになれず(泣)、
不安でいっぱいだった私に
友達との関わり方、人の気持ちを考える大切さ、想像する楽しさなど
大切な基礎を沢山教えてくださった先生に、
子どもながらに特別なプレゼントをして
感謝の気持ちを伝えたいと思ったことを覚えています。
先生は、私たちが良い発言や行動をすると、決まって
「感動しました!」と胸に手を当てておっしゃっていたのですが、
先生にその言葉を最後にもう一度言ってほしい
という子ども心もあったかもしれません(笑)
先生が涙声でいつものお決まりの言葉を言って喜んでくださったことは、
もちろん今でも忘れません。
その時の体験が、誰かに音楽のプレゼントをすることの意義を私に植え付け、
以降、様々な場面で自分の大切な人を思い浮かべては曲を作るようになったのですが、
“学校”という場所はやはりドラマが沢山生まれるところで、
特に多く作っていた気がします。
自分が教員になってからは、吹奏楽部の引退式では毎年、
3年生の子たちを思い浮かべながら作った曲を披露するのが恒例になっていました。
お世話になった校長先生が退職される時には、CDにして曲をお渡ししました。
同僚の先生がご病気で若くして旅立たれた時には、供養の気持ちと
残されたご家族の悲しみが少しでも癒えればと思いながら曲を作ってお送りしました。
こうして見ると、学校では主に“別れ”の場面でのプレゼントが多かったようです。
感謝の気持ちを伝え、これからも心のどこかで繋がっていたい
ーそんな気持ちから、音楽というプレゼントが最適と無意識に感じていた気がします。
皆様のプレゼントへの参考になれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*^^*)
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