続・なぜギフトソングを作るのか?

新曲紹介

皆さん、こんにちは♪

今日は、前回のブログでご紹介した、
私がギフトソングを作る現在の仕事に
辿り着くまでのストーリーの続きを
お話しさせて頂きます。

今回は、実際に恩師に贈った退職祝いの
曲も載せさせて頂きますので、
どうぞ最後までご覧ください!

前回のブログをお読みでない方には、
こちらから↓お読みいただければ幸いです。

教育実習中の思い出の曲

教育実習を終えた翌年に、私は
教員採用試験に受かり、中学校教員になる
ことができました。

こう書くと、まるであっさり合格したように
見えますが笑、試験までの道のりは厳しい
ものでした。

面接等の二次試験対策をして下さった
予備校の先生には、ボロクソ(あ、言葉遣いが…^-^;)
に言われた日々もあり、
周りと比べて凹んだ日も沢山ありました。


そんな日に限って聞いていた曲は、
教育実習の最終日に恩師からもらった、
学級の生徒が歌った合唱の歌声CDでした。

ちょうど実習期間中は、合唱コンクールに向けた
活動が中心の時期でしたので、
授業中はもちろんのこと、授業以外の時間も、
学級の生徒たちと一緒に歌った思い出の曲です。


合唱コンクールの本番が実習後だったため、
生徒たちが書いてくれた寄せ書きには、

「絶対本番聴きに来てね!」
「先生を泣かせる歌を歌うからね!!」

そんな嬉しい言葉が沢山書かれていて、
その彼らの宣言通り、私は号泣しながら本番の歌を
聞かせてもらったのでした。


その思い出の曲のタイトルは、
『信じる』(作詞:谷川俊太郎 作曲:松下耕)

この言葉が、歌詞が、何度もくじけそうになる
私の心を奮い立たせてくれた
のです。

教員採用試験の当日の朝も、彼らが歌う
この曲を聞いてから会場に向かいました。


私にとって教育実習のテーマ曲であり、
試験合格へと繋げてくれたこの思い出の曲には、
特に思い入れが強く、

今回恩師の退職にあたって
お手紙を書いている時にも、この曲の旋律が
頭をずっと流れていました。

そんなわけで、私が恩師に贈ったピアノ曲は
この曲を歌っている生徒たちの顔を思い浮かべながら
作らせて頂きました。


私がこの曲と共に、教師を目指すことになり、
教員の世界に入ることができた
感謝の気持ちを込めながら、

恩師がこれまで多くの教育実習生と
生徒たちを育て上げてきたことへの労いの気持ちを
込めて。

YouTubeのサイトで聞かれる方はこちらから

教員時代の2つの体験が今の私を創り出す

私は10年間教師として勤めました。
定年まで働いた恩師に比べると、4分の1程度ですが、
私にとって本当に濃い時間を過ごしました。

教師の仕事は辛いことも沢山あったけれど、
辛くて辞めたいと思った日は一度もなく、
やりがいを感じる仕事でした。


年数を重ねる度に、さらに面白くなってきて
いましたが、その仕事を辞めてでも
ギフトソングを作る仕事に転換しようと
思わせてくれた2つのきっかけが
あったのです。


1つめの出来事は、吹奏楽部の部員が
自分たちの引退式に、
私のために練習し、
聞かせてくれたサプライズ演奏です。


毎年、引退式には、その年の3年生との
思い出を振り返りながら、ピアノ曲を
作って演奏するのが恒例となっていた私。


引退式は3年生が主役の日であり、
みんなで3年間続けてきた部員を労い、
温かく送り出す会ですから、

顧問の私が逆サプライズを受けることなど
予想もしていませんでした。


そして、私が人にサプライズで演奏したり、
曲を作って贈ることはあっても、
よく考えれば、私自身は音楽のサプライズを
受けたことがあまりなかったのです。


あの日の感動は、今でも忘れません。

こんなに音楽って素晴らしいものなんだ。

こんなに、自分のために演奏されることって
嬉しくて、感動するものなんだ。



そんな貴重な体験を彼らにプレゼントされたのです。


この時、もちろん教員を辞めるつもりは
ありませんでしたが、

この感動を、音楽をやっている人だけでなく、
もっと色んな人が体験できたらな~とか、
色んな人同士でプレゼントし合える世界になれば
いい!
そんな風に思うきっかけになったのでした。

流行りの歌じゃなくても

もう一つのきっかけとなった出来事は、
卒業担任をしていた年の3月上旬のこと。

卒業式直前の最後の学年集会で、
学年の先生方全員で生徒に歌って贈った
オリジナルの歌
があります。

私が卒業生を想って鼻歌で歌って
録音しておいたメロディーに、
国語科の先生が歌詞を付けてくれたものでした。

一緒に3年間過ごし、苦楽を共にしてきた生徒達に、
思いを伝えたくて作った歌でしたが、

当日聞かせるまでは、正直喜んでもらえるのか
不安もありました。
流行りの曲でもない歌を、受け入れてくれるのかと…。


でも、生徒たちは誰一人茶化すこともなく、
全員が最後まで聞き入り、
涙を流しながら聴いてくれたのでした。

やんちゃだった生徒達も「CDにしてほしい」
なんて言いに来てくれたのも嬉しかったものです。


この出来事から、私はまた新たなことを
知ることができたのです。

相手のことを想って、その人のために作った歌は、
流行りに関係なく、真っ直ぐに相手に伝わる
のだ
ということを。

(余談ですが…嬉しいことに、私が卒業式に
生徒に渡したこの曲のCDを、今でも聞いている生徒が
いることは、何とも有難いことです。)

ギフトソングを作る理由

この2つの出来事がきっかけとなり、
私は音楽の力の大きさを再確認し、

オリジナルのギフトソングを
誰でも利用できるサービスを始めようと
決意を固めたのでした。


なぜギフトソングを作るのか?

と聞かれたら、私の答えはシンプルです。


ギフトソングを作っている時、
自分が幸せだからです。



誰かに何かをしてあげたいと思った時、
サプライズを企画する時もそうですが、
実は仕掛け人の方が楽しんでいたり、
幸せなことって結構ありますよね?!

例えば、友人の結婚式に向けて
仲間内でサプライズを準備している時とか☆


それと同じです。
ギフトソングを作ると、作り手が幸せに
なれるんです。

だから、一緒にその幸せを共有できる
利用者さんがもっともっと増えていって
幸せを実感してくれる人が増えることが
今の私の夢です(≧▽≦)


そして、そのギフトソングを受け取った
人が喜んでくれたり、感動してくれたり、
人生で忘れられない1日に出来たら、
さらに幸せが倍増します♬


ギフトソングは、幸せの連鎖を生む
サービスだと確信しています。

ぜひ、あなたの人生のどこかで
ご利用頂ける日がありますように☆彡


長くなりましたが、今日も最後まで
お読みいただき、ありがとうございました(*^^*)

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