なぜギフトソングを作るのか?        

音楽をプレゼントする場面

皆さん、こんにちは♪

少し前になりますが、今年の春先に恩師から
1通のはがきが届き、3月で定年退職された
ことを知りました。

その恩師というのは、私が教員免許を取るために
行った教育実習の指導教官です。


今回は、その恩師に贈った退職祝いの話に触れつつ、
私がギフトソングを作る仕事に辿り着いた経緯
について書きたいと思います。

自分の目標が固まっていった時間

私が教育実習に行ったのは、15年も前の
話です。

実習期間は5週間。

その後私が教員になってからは、吹奏楽の会議で
お会いしたら挨拶を交わすのと、年賀状くらいの
繋がりしかありませんでしたが、

そんな私にまで退職のお知らせをして下さったのが
嬉しく、何かお祝いをしたいという気持ちに
なったのです。


私は既に教職を退いて今の仕事に
就いているわけですが、

未だに教育実習中のエピソードは
鮮明に思い出すことができるくらい、
私の人生において大きな影響をもたらした時間でした。


というのも、教育実習に行ったお陰で
私の目指したい夢がはっきりと見えたからです。


小学生の頃から、作曲を仕事に生かしたいという思いが
あった私は、大学生になってからもその思いを持ちながら、
教育実習の時期を迎えました。

音楽の仕事だけで食べていくのは厳しい世界であることは
承知していましたので、教員という道も自分の中の選択肢の
一つにはありながら、

それがやりたい仕事なのかと問われると、
まだ教員の仕事の魅力はさほどわかっていなかったように
思います。


そんな私は、教育実習が始まるまで、
教員を目指すのか、作曲家を目指すのかという
悩みをもって実習をスタートさせたのでした。

とても落ち着いた学校で、生徒も先生方も
温かい雰囲気があり、実習先として有難い場所でしたが、

それでも授業実習が始まると、うまくいかないことも多く、
指導教官が私の授業を見ながらA4用紙に書いて下さった
アドバイス事項は、毎回隙間なくびっしりと
書かれる程でした。


毎日反省を繰り返しながら、明日こそはと授業プランを練って
次の指導案を作りましたが、その通りにいかないことも多く、
毎日必死な日々でした。


そんな私にとって救いだったのは、
配属学級の生徒の存在でした。

勇気を出して話し掛けよう!と意気込んでいた私に
初日から生徒たちは気軽に話し掛けてくれて、
仲良くなるまでにあまり時間はかかりませんでした。


教室には、クラビノーバが入っていて、いつでも
ピアノが弾ける環境にあり、生徒たちは休み時間や
放課後になると、私に流行りの曲をリクエストしてくれたり、
私の好きな曲を弾いてみて♪とせがんでくれました。

耳コピした曲を大喜びで聴いてくれる生徒たちや
スゴイスゴイ!!と興奮しながら、次のリクエスト曲を
考えてくれる生徒たちに、
私は随分と心地良い思いをさせてもらいました(*ノωノ)


時には音楽で気持ちが通じ合い、
時には恋バナをしたり、くだらない話をして笑い合った
学級の生徒たちに、そしてそんな学級を作っている指導教官に
私は救われて、授業が上手くいかなかった日も、
楽しく実習に通うことが出来ました。


実習が後半戦に差し掛かると、まだまだこの先の学校のドラマの
続きを見ていたいなという気持ちを抱きつつ、
正規の教員を目指して、期間限定ではない学校ドラマの一員に
なる決意が徐々に固まる
のを感じていました。

実習後に起きた奇跡のような出来事


最終日には、学級の生徒と指導教官に向けて
自分の感謝の思いを込めた曲を作って
演奏し、お別れしようと決めて準備をしていた私。

いよいよ別れの日が来て、最後の学活の時間に
クラビノーバで作った曲を披露させてもらった際、
指導教官が「記念に録音しよう!」と録音ボタンを
押してくれていました。

恩師のその行為が、後から思いがけない出来事に
繋がり、私の夢への大きな後押しとなったのです。


実習後に行われた合唱コンクールを聞きに行くために
再度、実習校を訪れた際に、指導教官から嬉しい報告を
聞かされたのです。


私が最終日に弾いた曲を掃除の時間などに
クラビノーバで流していたら、耳のいい生徒が耳コピをして、
今では彼が私の曲を弾いていると言うのです。


クラビノーバに録音して残して下さったあの曲が、
そんな風に生徒に受け継がれるなんて、あの日の私は
想像すらしていませんでしたから、嬉しさと感動で
いっぱいになりました。


この時に私は思ったのです。

顔が見えない大勢の人たちに曲を作るより、
私は、目の前で喜んでくれる人に向けて曲を作りたいと。


この考えは、ギフトソングを作る作曲家として
活動する今の自分にも繋がっています。


こうして私は、作曲家としてではなく、
目の前にいる生徒たちのために自分の力を生かせることが
自分にとっての幸せであると確信をして、
教員採用試験に向けての勉強をスタートさせたのでした。


ギフトソングのアイディアが生まれるのは、
もう少し後のことなのですが、
長くなってしまったので、
続きは次のブログで綴ろうと思いますm(__)m


次回は、恩師の退職祝いに贈った曲についても
ご紹介できればと思います。

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(*^^*)

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